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【お知らせ】令和7年度スポーツ産業の成長促進事業「スポーツコンプレックス推進事業」採択
株式会社栃木ブレックス(以下、ブレックス)は、スポーツ庁による「令和7年度スポーツ産業の成長促進事業『スポーツコンプレックス推進事業(基本構想・計画支援事業)』」に採択され、当該支援の対象となったことをお知らせします。
今後、当該支援を活用し、ブレックスが主体となり、早期のアリーナ建設計画策定に向けて、多角的な協議・検討を行ってまいります。
「スポーツコンプレックス推進事業」概要
「みる」スポーツのためのスタジアム・アリーナは、定期的に数千人から数万人の観客を集める集客施設であり、地域活性化の起爆剤となる高い潜在力を持つ基盤施設である。
近年推進されてきたスタジアム・アリーナ改革では、「みる」スポーツのための環境の整備や、スポーツを核とした地域の賑わい創出を目指したまちづくりが進められ、先進的な事例も増えてきている。
一方で、施設や周辺エリアのマネジメントが十分に行われていないケースも見られ、さらなる推進・発展が課題となっている。
そこで、令和7年度の事業では、スタジアム・アリーナ改革をさらに発展させ、関連施設やインフラ等を総合的・複合的に整備・活用し、十分なエリアマネジメントが行われた「スポーツコンプレックス※1」の推進を図る。全国各地に優れたスポーツ観戦の場を提供するとともに、スポーツに限らない多様な利活用の事例を増やし、日本のスポーツ振興と経済・社会・地域の活性化を促進することを目指す。
本事業の「基本構想・計画支援事業」では、単体としても魅力や収益性のあるスタジアム・アリーナの整備を進めるとともに、他の施設やインフラ等とあわせてより一層十分なエリアマネジメントがなされた面的なまちづくりの取組を推進することを支援する。
※1 政府全体の方針として、「経済財政運営と改革の基本方針2025」(令和7年6月13日閣議決定)において、スタジアム・アリーナの整備・活用に連なる内容として「スポーツコンプレックスの推進」が示されている。 ここでいう、「スポーツコンプレックス」とは単にスポーツ施設の集合体を意味するものではなく、以下のように多様な視点でのComplex(複合施設・複合体)としていくことが期待される。
- スポーツ内でのComplex:異なるスポーツ種目・競技・施設の集約化と連携強化
- 異分野とのComplex:スポーツ分野と異分野との複合化及び包括的運営
- まちづくりとのComplex:まちづくり政策との連携を明確に意識した政策
2025年6月26日(木)~2026年3月24日(火)まで
内容アリーナの整備に係る構想・計画の策定及び合意形成
地域の課題及びニーズの調査・分析コンテンツホルダー、運営・管理の専門家等へのヒアリング等を行い、これらの結果を踏まえ、アリーナ改革を通じて実現したいビジョン、具体的な中長期収支計画等を含む構想・計画を策定する。
クラブコメント
これまで、多くのファンやスポンサーの皆さまから、新アリーナ建設に対して大きな関心と期待を寄せていただいてきている中、多くのステークホルダーが関わるプロジェクトであることから、情報公開できない調整や検討が多く、具体的な情報を発信できない期間が続いてきたことについては、当社としても真摯に受け止めています。
外部環境として、全国的に建設費の高騰や建設業界の人員不足が更に続き、多くの開発案件が見直しや中止に追い込まれているなど、厳しい状況が現実としてあります。
そのような中でも、私たちはこのプロジェクトを「クラブの未来」、そして「地域の未来」のための最重要課題と位置づけ、宇都宮市には様々な側面からのサポートをいただきながら、あらゆる可能性を追求し、粘り強く前に進めてきております。
全国各地でスタジアム・アリーナ開発の構想が多々ある中でも、私たちの取り組みがスポーツ庁より評価をいただき、今回、スポーツ庁の支援事業に採択いただいたことは、このプロジェクトを次の段階へと進める大きな一歩だと考えています。これをきっかけに、実現に向けた道筋を具体的に描けるよう、全力で取り組んでまいります。
今後もさまざまな調整が必要であり、お伝えできる情報が限られる状況が続く側面もございますが、ひとつひとつのプロセスを丁寧に積み重ねながら、着実に前に進めてまいる所存です。
ブレックスの未来だけでなく、バスケットボールを愛する皆さま、未来を担う子どもたち、そして宇都宮・栃木の地域発展に寄与するため、このプロジェクトは、大きな意義を持つと信じています。乗り越えなければならない課題はこの先も多くございますが、皆さまからの期待の大きさをしっかりと受け止め、必ず実現させるという強い想いと覚悟を持って、引き続き、取り組んでまいります。
株式会社栃木ブレックス
代表取締役社長 藤本 光正
