株式会社栃木ブレックス 2022年6月期決算に関するご報告
株式会社栃木ブレックス(代表取締役社長:藤本光正 本社:栃木県宇都宮市)の2022年6月期決算について以下の通りご報告いたします。
2022年6月期(2021-22シーズン)は、開幕から2022年1月までは「50%の入場制限」が課され、また、入場制限が解除された1月以降も新型コロナウイルス感染症拡大「第6波」の影響を受け、ホームゲームを多く含む試合の中止が相次ぐなど、事業面において前シーズンに続いて厳しい経営環境となった1年ではありましたが、多くの皆様からの後押しもいただき、B.LEAGUE初年度以来5シーズンぶりの優勝を掴み取ることができたことも追い風となり、結果的には過去最高売上高を達成、また黒字を確保することができました。
このような状況の中でも、2期連続の増収および黒字を達成できたのは、日頃から支えていただいている多くの皆さまのおかげです。この場を借りて、ブレックスに関わる全ての皆さまに感謝を申し上げます。
2022年6月期決算の概況
(2021年7月~2022年6月)

全体総括
2022年6月期決算は増収減益となり、売上高は1,480,730,965円、営業利益は9,166,790 円、税 引前当期純利益は10,613,329円となった。売上高は過去最高となった前年度を更新した。
ホームゲームのうち12試合は入場者数が50%に制限されての開催となり、また1月以降にはホームゲーム中止が度々発生し、そのうち2試合は消滅、4試合は代替日で開催されたものの会場や曜日の変更が生じた影響で、当初見込みよりも大幅に減収となった。また、チャンピオンシップ進出順位が全体7位となったため、毎年の業績に大きく貢献してきていた「チャンピオンシップのホーム開催権」は獲得できなかった。
これらにより、チケット売上に関しては当初計画よりも大幅に落ち込む結果となった。
一方、スポンサー売上が大きく増加した他、グッズ、スクール、ファンクラブの各部門においても前年対比で伸長(スポンサー、グッズ、ファンクラブは過去最高売上)。加えて、B.LEAGUE優勝による、チャンピオン グッズの売上や、賞金等も売上高増加の要因となった。
支出に関しては、チケット手数料や試合運営費の増加、グッズ、スクール、ファンクラブの各部門の売上増に伴う原価の増加、販管費の増加などの要因から、全体として前年対比で支出が増加した。
その結果、営業利益では昨年と同等の水準となったが、今期に関しては国からの各種助成金・給付金や還付金等がなかったため、税引前当期純利益では前年対比で26,407,278円減少した。
売上高構成比

売上高前期比較

入場者数推移

SNSフォロワー推移

2021-22シーズンに行った新たな取り組み
SDGsプロジェクト「BREX with」発足

株式会社栃木ブレックスは、持続可能な開発目標(SDGs)に取り組むプロジェクト「BREX with(ブレックス ウィズ)」を発足しました。社会課題に寄り添い、よりよい社会の実現に向けて様々なステークホルダーの皆さまと一緒に、今後多様な活動に取り組んでいきます。
地域貢献活動

宇都宮ブレックス 理念・ビジョン
理念
強く愛されるモチベーションあふれるチーム
ビジョン
①日本バスケットボール界をリードするチーム
②地域密着で栃木県を元気にして盛り上げるチーム
③非日常のアリーナエンターテインメントを提供するチーム