「ずっと、イキイキ!プロジェクト」発足のお知らせ
宇都宮ブレックスと大塚製薬株式会社は、自治医科大学整形外科や栃木県臨床整形外科医会などの協力と、栃木県の後援を得て、県民の健康維持・推進を目的としたロコモティブシンドロームの予防啓発プロジェクト「ずっと、イキイキ!プロジェクト」を、2022年4月23日(土)より開始。本プロジェクトでは、「運動習慣化プログラムや栄養製品の活用を含む栄養摂取法の周知」を実施することで、栃木県民の運動機能維持・向上による健康寿命の延伸を目指します。
SDGsが掲げる「3.すべての人に健康と福祉を」の実現を目標とし、さらには歩行の増加よるスマートムーブの推進によって「13.気候変動に具体的な対策を」にも繋がる取り組みを目指しております。
「ずっと、イキイキ!プロジェクト」発足の経緯
新しい生活様式に伴う外出自粛や行動制限により、日常的な運動の機会が減少したことで、ロコモティブシンドローム(以下ロコモ) ※1のリスクが増加しています。日本臨床整形外科学会が行った「コロナ自粛後身体の変化に関するアンケート結果2021年」 ※2では、自粛後の変化について、「階段昇降がつらくなった」と回答した人が20%、「速く歩くことがつらくなった」と回答した人が16.9%に上っており、いずれもロコモティブシンドロームの早期兆候として挙げられるものです。特に栃木県では、以前から県民の運動不足が課題となっており、2016年に栃木県が行った「平成28年度県民健康・栄養調査」 ※3では、栃木県民の1日の平均歩行数は男性6,700歩、女性5,771歩で、全国平均(男性:6984歩、女性:6029歩)と比較するといずれも250歩以上少ないことが分かります。栃木県が総合的な健康づくりの指針を示した「とちぎ健康21プラン」 ※4では、目標値(20歳から64歳)を男性9,000歩以上、女性8,500歩以上と設定していることからも、県民の運動不足傾向が見受けられます。
上記の背景を踏まえ、栃木県民の健康課題解決を目的とした「ずっと、イキイキ!プロジェクト」を発足します。本プロジェクトでは、栃木県の健康寿命日本一を目標に掲げ、県内の団体や企業、医師の方々と連携した取り組みを実施して参ります。
栃木県 福田富一知事からの
応援メッセージ
健康長寿とちぎの実現に向け、栃木県も「ずっと、イキイキ!プロジェクト」を応援していきます。
県民の皆様におかれましても、ぜひロコモのリスクと予防の大切さを知っていただき、御家族や御友人に広めていただきたいと思います。そして、ロコモ予防の実践につなげていきましょう!