株式会社栃木ブレックス 2023年6月期決算に関するご報告
株式会社栃木ブレックス(代表取締役社長:藤本光正 本社:栃木県宇都宮市)の2023年6月期決算について、ご報告いたします。
2023年6月期(2022-23シーズン)は、3シーズンぶりにシーズン当初から入場制限を行わずスタートし、3月には声出しも解禁される等、コロナ前の状況に大きく近づいた期となりました。そのようなポジティブな環境変化の中、前シーズンの優勝の効果も相まって、結果として過去最高売上高を達成し、黒字を確保することができました。
また、2022-23シーズンは、「B.LEAGUE PREMIER」への参入基準の審査対象シーズンであり、基準の一つである「入場者数平均4,000名」を目標としていましたが、「平均4,165名」という結果となり、目標を達成することができました。これにより、「B.LEAGUE PREMIER」への入会に大きく近づきました。
このような結果を残せたのも、ファンやスポンサーをはじめとした多くの皆さまからのご声援やサポートあってのことです。ブレックスに関わる全ての皆さまに、この場を借りて心より御礼申し上げます。
2023年6月期決算の概況
(2022年7月~2023年6月)
※前年度比 121%
全体総括
2023年6月期決算は増収となり、売上高は1,797,891,418円、営業利益は4,658,881円、税引前当期純利益は10,240,896円となった。
売上高は過去最高となった前年度を更新した。税引前当期純利益は前年度比較で概ね横ばいとなった。
チケット、スポンサー、グッズ、スクールなど主要部門における売上高がそれぞれ好調に推移したことが、過去最高売上高の主な要因となった。
チケット部門及びグッズ部門に関しては、前年度はホームゲーム12試合が50%の収容制限下での開催となり、2試合が中止になるなど、新型コロナウイルスの影響を大きく受けていたが、2022-23シーズンは4シーズンぶりにレギュラーシーズン全30試合を入場制限なしで開催できたことに加えて、前シーズンの優勝効果も相まって、売上高大幅増の大きな要因となった。
スポンサー部門については、前シーズン優勝の追い風もある中で、東アジアスーパーリーグ(EASL)のスポットスポンサーや、SDGsプロジェクト「BREX with」の取り組み事例の増加もあり、売上・お取引企業社数ともに大幅な伸長となった。
スクール部門は、長く続いたコロナの影響がようやく緩和し始めたことで需要が回復し、生徒数やスポットイベント開催数が好調に推移したことで、売上増となった。
支出に関しては、各部門の売上増加に伴い原価が増加し、また収容制限の全試合解除により試合運営費も大幅に増加した。
売上高構成比
売上高前期比較
入場者数推移
SNSフォロワー推移
宇都宮ブレックス 理念・ビジョン
理念
強く愛されるモチベーションあふれるチーム
ビジョン
①日本バスケットボール界をリードするチーム
②地域密着で栃木県を元気にして盛り上げるチーム
③非日常のアリーナエンターテインメントを提供するチーム