新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
日頃から多くのご声援やご支援をいただき、誠にありがとうございます。
昨年を振り返ると、2022-23シーズンは戦績としては目標には届かない結果となりましたが、長く続いたコロナの影響が大幅に緩和され、アリーナに多くのファンの皆さまをお迎えできる状況となったこと、そしてブレックスの最大の強みである大声援が3年ぶりに戻り、アリーナに熱気が取り戻されたことは何よりも大きな出来事となりました。また、B.LEAGUE PREMIERへの参入審査における1次審査基準の平均4,000名以上の入場者数と売上12億円以上も達成できたことは大きな成果となりました。
夏にはワールドカップが開催され、日本代表が全国を沸かせる試合を展開し、アジア1位の戦績、パリ五輪の出場権獲得という素晴らしい結果を残しました。このことで、かつてない程にバスケットボールへの注目が高まり、各地のB.LEAGUEクラブの試合会場が、多くの来場者で賑わいを見せるなど、バスケットボール界が大きく成長するきっかけとなる年になりました。
そしてスタートしたB.LEAGUE 2023-24シーズン。ブレックスとしては、前シーズンの悔しい想いを晴らすべく、強力な新メンバーも加わった形でスタートし、怪我人なども相次ぎましたが、BREX NATIONの皆さまの後押しを受けながらチーム全員で過密日程を戦い、本日時点で20勝6敗、東地区2位に位置づけております。
さて本年は、戦績面においては、シーズン後半に向けて、まずは昨シーズン達成できなかったCS進出、そしてその先の王座奪還を目指して、シーズンスローガンである「STRIVE」の通り、引き続き1試合1試合に全員で泥臭く全力で取り組んでいきます。
事業面においては、ワールドカップの影響によるバスケットボールへの注目度の高まりを一過性に終わらせず定着させることに継続的に注力していくことはもちろんのこと、今年は、B.LEAGUE PREMIER参入審査の年となるので、売上高・入場者数基準のクリアはもとより、宇都宮市と官民連携にて検討を進めている新アリーナ建設の計画具体化に注力して参ります。そして必ず、B.LEAGUE PREMIER入りの切符を掴むために、全力で取り組んでいきます。
本年も高い目標を目指すにあたって様々な試練や困難が立ちはだかるかと思いますが、「常に高い目標に向かってチャレンジを続け、どんな困難に直面しようとも、決して諦めずに必ず打開策を見つけ出す」というBREAK THROUGHの精神で、どんな時も前も向き、チーム一丸となり乗り越えていく所存です。引き続き、応援していただける方々を元気付け、勇気や希望を与えられるような存在になるという思いを今まで以上に強く持ち、スタッフ、選手、一丸となり全力を尽くして参りますので、BREX NATIONの皆さまにおかれましても、本年も変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願いします。
2024年元旦
株式会社栃木ブレックス
代表取締役社長 藤本 光正