株式会社栃木ブレックス 平成29(2017)年 6月期決算に関するご報告
この度、株式会社栃木ブレックス(代表取締役社長:鎌田眞吾 本社:栃木県宇都宮市)の 2017 年 6 月期決算が確定いたしましたのでご報告いたします。
注釈 |
※2016 年 7 月より、チーム運営会社を株式会社リンクスポーツエンターテインメント(決算期:12 月)から株式会社栃木ブレックス(決算期:6 月)に移行いたしました。 |
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2017年 6月期決算の概況(2016年7月 2017年6月)
売上高 | 1,025,052,340円 ※前年比171% (前年:599,922,183円) |
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営業利益 | 20,449,620 円 ※前年比530% (前年:3,859,860円) |
税引前当期純利益 | 23,890,392円 ※前年比418% (前年:5,720,791円) |
■全体総括
- 2017 年 6 月期決算は、黒字決算となった。
- B.LEAGUE 開幕によるメディア露出拡大等といった環境変化の中で、プロモーションの強化、試合運営体制や アリーナ装飾・演出設備への投資、フロント人員の増強等、様々な取り組みが実を結び、 チーム初の売上高 10 億円超えを達成した。
- 部門別売上高では、肖像を除く全ての部門において過去最高売上高となった。
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特に、集客や顧客満足を第一に掲げて活動してきた成果や好戦績の影響で入場者数が大幅に増加し、レギュラーシーズンを通しての合計入場者数が初めて 10 万人を越え、チケット、グッズ、ファンクラブ売上の飛躍的増加に反映された。
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B.LEAGUE 優勝による、チャンピオングッズの売上や、賞金等の収入も売上高増加の要因となった。
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支出に関しては、売上高拡大に伴う原価の増加に加え、プロモーション費用やアリーナ装飾、演出設備への投資や 選手・スタッフ人件費の増加、優勝に伴う選手・スタッフインセンティブ及び優勝関連イベント開催費用等により、 大幅な支出増となったものの、税引前当期利益では前年度のおよそ 4 倍となる 23.8 百万円を計上した。
■部門別総括
スポンサー | 377.3百万円 37% |
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チケット | 272.5百万円 27% |
グッズ | 103.2百万円 10% |
スクール | 82.3百万円 8% |
肖像 | 40.2百万円 4% |
ファンクラブ | 19.7百万円 2% |
その他 | 129.9百万円 12,7% |
スポンサー
377.3百万円 | ※前年比 122% |
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入場者数及びメディア露出の拡大がスポンサーメリットの増大に繋がり、売上、社数共に前年を大きく上回り、過去最 大の売上高を達成した。
スポンサー営業担当の人員増加も、売上増加の要因となった。
チケット
272.5百万円 | ※前年比 231% |
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好戦績の影響に加え、プロモーションの強化、場内スタッフ人員拡大等の試合運営体制や、非日常空間を演出するた めの装飾類の充実、
センターハング4 面 LED ビジョン等の演出設備への投資が顧客満足度の向上及び入場者数の増 加に繋がり、チーム史上最高の
平均入場者数(3,356 名)、年間合計入場者数(100,671 名)を達成するとともに、過去 最高売上高を記録した。
グッズ
103.2百万円 | ※前年比271% |
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入場者数増加に伴う試合会場における売上増加、優勝関連グッズの売上、また商品種類の多様化や、
より魅力的な 商品開発への注力等が反映され、チーム史上初めて 1 億円の売上を突破した。
スクール
82.3百万円 | ※前年比 127% |
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指導内容の質の向上への継続的な取り組みの成果や、講師人数の拡充によるキャパシティー(生徒受入可能人数)の 増加等により、過去最大の売上となった。
肖像
40.2百万円 | ※前年比 161% |
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B.LEAGUE 開幕によるメディア価値の向上等の好影響を受け、イベント出演依頼や肖像利用ニーズが高まり、前年から大幅に売上を拡大した。
ファンクラブ
19.7百万円 | ※前年比 144% |
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好戦績やプロモーションの強化の結果、2016-17 シーズン会員数は、過去最大の 3,230 名(前年度比 249%:前年会員数 1,297 名)となり、
大幅な売上増加を達成した。
また、公式 SNS のフォロワー数等も飛躍的に増大し、ファン層の拡大に繋がった。
その他
129.9百万円 |
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T シャツ製造売上や BREX 治療院売上、BREX.EXE 関連売上に加え、B.LEAGUE 東地区優勝賞金やチャンピオンシップ優勝賞金、また配分金も当部門に計上した。
リンク栃木ブレックス
以上